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村上春樹とジャズ [東京奇譚集②]


ジャズと関係が深い日本を代表する小説家 村上春樹。彼の作品から、ジャズやソウルフルなブラックミュージックなどが登場する小説を紹介します。引き続き、「東京奇譚集」です。

 

この短編集にはジャズが殆ど出てこないみたいですね。
なので前回の記事の”後者”の方を紹介します。

 

…後者はデューク・エリントンの曲。…後者はペパー・アダムズ=ズート・シムズ双頭クインテットの一員として『Encounter!』(1968年録音)というアルバムに収められている

13頁

Pepper Adams _ The Star – Crossed Lovers

デューク・エリントンの曲ですが、ペパー・アダムズ=ズート・シムズ双頭クインテットが演奏しています。

ペッパー・アダムスはアメリカのミュージシャンでバリトン・サックス奏者です。
数々のジャズミュージシャンと共演していて、特に有名なのがズート・シムズです。

 

そして、村上春樹が見に行ったのは、トミー・フラナガンのライブです。

トミー・フラナガンはアメリカのピアニストで、村上春樹は他の短編でも取り上げているので、彼にとっては特別なピアニストだということが伺えます。
コルトレーン、ソニー・ロリンズ、そして僕の愛すべきウェス・モンゴメリーなどのアルバムで、数々の名演奏をしてきたフラナガンは、グラミー賞に四回もノミネートされたそうです。
アルバムのレビューなどを散見すると、日本でも熱心なファンが多いみたいですね。

 

前回のコラムのピアノもフラナガンなので、気に入った方は是非どっぷりハマってください。

デビュートリオアルバムが聴きやすいので、1曲貼っておきます。




 

harumatiライター: 山本 春町
 映像クリエイター/ミュージシャン/ライター
こう見えても文学少年。
下ネタ大好き。変なやつ。
http://harumati.jimdo.com/

― 連載コラム:村上春樹とジャズ ―
・ 村上春樹とジャズ [東京奇譚集①]
・ 村上春樹とジャズ [アフターダーク③]
・ 村上春樹とジャズ [アフターダーク②]
・ 村上春樹とジャズ [アフターダーク①]
・ 村上春樹とジャズ [海辺のカフカ②]
・ 村上春樹とジャズ [海辺のカフカ①]
・ 村上春樹とジャズ [神の子たちはみな踊る②]
・ 村上春樹とジャズ [神の子たちはみな踊る①]
・ 村上春樹とジャズ [スプートニクの恋人②]
・ 村上春樹とジャズ [スプートニクの恋人①]
・ 村上春樹とジャズ [レキシントンの幽霊]
・ 村上春樹とジャズ [ねじまき鳥クロニクル②]
・ 村上春樹とジャズ [ねじまき鳥クロニクル①]
・ 村上春樹とジャズ [国境の南、太陽の西]
・ 村上春樹とジャズ [ダンスダンスダンス④]
・ 村上春樹とジャズ [ダンスダンスダンス③]


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