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BLACK ROOTS OF JAZZ [Sky High Productions]


今となっては細分化されたブラック・ミュージックをジャズとの接点を見出しながら、毎回テーマを絞って紹介させて頂く当コラム。今回は、今現在も多くの賞賛を集めるMizell Brothers(マイゼルブラザーズ)によるSky High Productionsに焦点をあてます。

 

まず、Mizell Brothersは、Fonce Mizell、Larry Mizellはからなるプロデューサーチームで、大きな流れとしては、MOTOWNにてJACKSON 5の「ABC」、「I WANT YOU BACK」などを手掛け、BLUE NOTEをはじめとしたレーベルで数々の名曲を残します。

まさにソウルとジャズのクロスオーバーというべきサウンドは一聴して彼らのものと分かるくらい特徴的であり、個性的な楽曲が多いです。そして時代を超えてなお、愛され続けてます。

昨今では、フリーソウルからはじまり、サンプリングネタとして再評価もされ、認知度は大きなものとなりました。

数ある名曲の中でも個人的な思い入れのある楽曲を紹介させて頂きます。

 

まずは、大御所Donald Byrd。時代とともにジャズもサウンドを変化させますが、一つの好例と言っても良いくらいの名曲です。個人的にSky Highを初めて意識した楽曲で、思い出深い1曲です。また、「Places And Spaces」をはじめとしたSky High期作品には数々の名曲がズラリと収録されてますので、そちらも必聴です。

Donald Byrd – Think Twice

 

次は、 Johnny Hammond Smith。 「GEARS」からの1曲です。こちらもアルバム通して必聴曲が収録されてます。その中でもこの楽曲は自身のDJでもかける機会が多く、浮遊感と清涼感の絶妙なバランスが素晴らしいものとなっております。

Johnny Hammond “Fantasy”

 

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