facebook_icon.png twitter_icon.png

jazz meets the beats Vol.9


■Dream come true/Gregory Charles Royal – Dancer

トロンボーン奏者Gregory Charles Royalによるプライベートプレス盤。70’sロフトシーンではプライベートプレスの宝庫であるが、 アルバムを通して全編素晴らしい内容の物を見つけるとなるとなかなか難しい。 スピリチュアルなワルツ曲、Dancerを筆頭にハードバップスタイルの楽曲も収録した好内容な一枚。

 

■Variety is the spice/The Louis Hayes Group – What’s going on

My favorite things

モードに限らず70′s Jazzの醍醐味はなんと言っても自由なスタイルの中で、色々なアイデアが試され演奏されている 事につきると思う。50′s~60′sの楽曲の新しい解釈による再演からSoul,Bossa等モダンジャズとは毛色が異なるジャンルの 楽曲を積極的にカバーしたアルバムも数多い。

 

■East 101/Gary Bias – Asiki

Earth,Wind&Fireのリード奏者としても活躍してきたGary Biasがスピリチュアルシーンで人気の高いレーベルNimbusに残した一枚。 派手さは少ない印象ながら、牧歌的な曲が並ぶアルバム。

 

■they Shall Inherit/Menagerie – There will come soft rains

今回のコラムの〆は70′s Jazzシーンを意識した現行バンドの一枚をピック。 シンガーソングライター・ギタリストとして活動するLance Fergusonによるスピリチュアル・ジャズ・プロジェクトMenagerie。 クラブジャズ・ファンク、ラテン等、数多くのクラブヒットを量産しているUKのレーベル、Tru Thoughtsからのリリース。





hidekazu_tanakaライター紹介:Hidekazu Tanaka
 DJ/オーガナイザー 
 某ジャズ専門レコード店勤務を経てカフェ・バー勤務。三軒茶屋Orbitにて自身主宰のチルアウトパーティーOrbit Jazzを軸に、パーティーオーガナイズやアーティストの招聘やサポートDJや、クラブやカフェ等で選曲活動を展開中。
 ・ 偶数月第3(日) 17:00-23:00 "Orbit Jazz"(@三軒茶屋Space Orbit)
 ・ 毎月第4(木) 19:00-23:00 "Root Down"(@下北沢メンフィス兄弟)

― 連載コラム:jazz meets the beats ―
・ jazz meets the beats vol.8
・ jazz meets the beats vol.7
・ jazz meets the beats vol.6
・ jazz meets the beats vol.5
・ jazz meets the beats vol.4
・ jazz meets the beats vol.3
・ jazz meets the beats vol.2
・ jazz meets the beats vol.1


Comments