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jazz meets the beats vol.3


Jazzにおける巨星John Coltrane。Blue Note,Prestigeに在籍した前期。 シーツ・オブ・サウンドと呼ばれるフレージングで魅力を開眼させた中期。 Atlantic以降、更にインドを中心とした東洋思想に影響を受けモード・フリー・ジャズへと傾倒しスタイルを深化させたimpuls!在籍の後期。 主に4つのレーベルを渡り歩き10年余りの短い活動期間において、Jazzファンを魅了し続けてきた。
彼の死後、若いアーティスト達によって志は受け継がれ、70年代のLoftシーンが隆盛した。それらは後年のクラブシーンにおいて再評価され 今でもなお魅力を解き放っている。今回はそんな現代のクラブシーンからコンテンポラリーへと股にかけるColtraneにちなんだタイトルを紹介したいと思います。

 

■Earl&Carl Grubbs The Visitors/Naima

Coltraneが最初の妻Naimaに捧げた曲。リムショットが強調されたThe VisitorsによるカバーVer.はスピリチュアルJazzとしてクラブクラシックとして名高い。

 

■My Favorite Things/Oliver Nelson

ダブルベースによる重厚なリズム隊を擁し、テンポアップしたOliver NelsonによるVer.は原曲を更にグルーヴィーなものにし、Andrece姉妹によるVo.により力強くも儚い雰囲気を与えている。

 

■Waltz For Koop/Koop

■John Coltrane/Green Sleeves (Africa Brass)

クラブJazzシーンが成熟する中でスピリチュアルJazzをモチーフとした楽曲が数多く登場した。 当時シーンを牽引したレーベルCompostからアルバムをリリースしたKoopもまた原曲のGreen Sleevesをうまく消化し、長く親しむ事が出来るPopな楽曲を発表している。

 

■The Creator Has A Master Plan/Leon Thomas

Coltraneの影響は当時のヴォーカリストも強く受け継いだ。遺志を最も強く受け継ぎ東洋思想の伝承者とも言えるPharaoh Sandersと活動を共にした Leon Thomasは60年代後半から70年代にかけてimpuls!由来のレーベルFlying Dutchmanからリリシズム溢れる作品を数多く残している。

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