jazz meets the beats Vol.8
Antonio Sanchezの曲、 New Life。この曲のキーボードの儚いイントロのフレージングと力強いドラミングを初めて耳にした時の衝撃は大きかった。内省的でありながらも力強い印象が残り、気付けばそのまま長い時間”ミナス”の音楽をターンテーブルのせていた。
今回はミナス派を中心に70年代Loftシーンにおけるブラジル人アーティスト達の作品やDJやトラックメイカー達の間でも人気のトラックを紹介していきます。
■Antonio Lourero/Luz da Terra
ミナス地方出身のピアニストAntonio Loureroによる人気作Soより。 インテリジェンスな演奏が評価が高い彼の楽曲もまた、打ち寄せる波のように力強さを宿している。 演奏力のみならず高いアレンジ力も垣間見える。
■Milton Nascimento/SAN VICENTE
ミナスを代表するアーティストであるMilton Nascimentoの多くのアルバムから一枚を選ぶのは難しい…。今回はHerbie Hancockが参加するアルバムMiltonsから一曲をチョイス。透明感溢れる彼の歌声と後半からのHerbieの演奏につい浸ってしまう。
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