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jazz meets the beats vol.2


75年を迎えるブルーノートレコード。往年の名盤は勿論、Robert Glasperに代表される気鋭のコンテンポラリーアーティスト達とビートシーンとの融合…ジャズファンにとって目が離せないこのレーベル。 そこで、今回はクラブミュージックシーンからみたブルーノートとしてどんな時代の音源がどんな風にクラブミュージックに影響を与えてきたのか…ご紹介します!!

 

■Kenny Dorham/Afro Cuban/BLP1535(1955)

80年代初頭に盛り上がったUKジャズダンスシーンの中で1500番台、特にアフロキューバンなタイトルは数多く再評価された。小気味良いリズムと派手なホーンは身体を揺らすには最適で、その後、UKではアシッドジャズムーブメントが訪れ90年代を通してジャズハウスやラテン・ブラジリアンハウスが盛り上がる事となる。

 

■Andrew Hill/Judgement!/BLP4159(1964)

4000番台の作品群はこれまでの4ビートを基調にしたハードバップから離れ、他のレーベル同様に新主流派に傾倒する。ボビー・ハッチャーソンも参加した本作はアルバムを通して、暗く陰鬱とした雰囲気の中で一筋の光を照らすように打ち鳴らされるピアノとヴァイヴスが印象的な作品。クラブシーンにおいてもメインストリームHip Hopから離れ90年代半ばから成熟したアブストラクトHip Hopシーンでは4000番台のモードジャズから多数サンプリングされている。

アブストラクトHip Hopを代表するアーティスト、フランスのDj Cam がサンプリングした作品。

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