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jazz meets the beats vol.4


最近のクラブ事情はジャンルの細分化が進みイベントが乱立する中で、以前あったような様々なジャンルの人達が集まる場とは少し佇まいが変化しています。
建設的な人間関係を築ける場。それが、自分の中での”クラブ”観。
そんな意味で、David Mancusoという人物を尊敬しています。

クラブシーン以外ではあまり耳にしたことのない方も多いかと思いますが、彼が70年代よりNYで続けているParty”Loft”は人種や帰属する社会、また音楽ジャンル等が無意味に感じるくらい混ぜ合わせてしまう空間として語り継がれながら、今もなお開催されています。

このPartyでのクラシックがLoftというカテゴリーでレコード屋の棚にある位なのですが、MancusoはJazzも数多く選曲しています。今回はそんなLoftクラシック路線から見たJazzを数枚紹介したいと思います。

余談ですが、盤に込められたアーティストの想いをフロアに届ける為にMancusoはミキシングとイコライジングを一切しません。そして、レコードの情報を正確に伝える為にThorensのプレイヤーに光悦のピックアップ、そしてKlipshホーンを使用しています。音響お好きな方はこちらも調べてみてはいかがでしょうか…

 

The Crusaders/Sweet ‘n’ sour

60年代にウェイン・ヘンダーソン、ジョーサンプル等を中心に結成されJazz Crusadersは、70年代以降、更にフュージョン色を強めたThe Crusadersとして活動し人気を集めた。長尺のSweet ‘n’ sourはグルーヴ感は勿論、各々の高い演奏力も愉しめる一曲。

 

Eddie Harris/Turbulence

ディープなイントロから高速ビート、ピッチシフトをしてのファンクビートを繰り返す緩急のついたビートの上で、Sax奏者Eddie Harrisのフリーキーな演奏が印象的な一曲。

 

Lonnie Smith/Afro desia

Rare Groove総明期よりクラブシーンで人気のあるLonnie Smithによる諸作の中でも特に House/Club JazzのDJ達から重宝されているジャズ・ファンクトラック。 女性Vo.が入る事で黒くなり過ぎず、高揚感のある一曲となっている。

 

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