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jazz meets the beats Vol.6


今回のテーマはずばり!!”サンプリング” 連載開始以降、ジャズを感じ取れるクラブトラックを多数紹介する中で度々、サンプリングという言葉を使ってきたのですが、一体それって何?と思っている方もいるとか居ないとか…。

簡単に説明すると、既存の楽曲から数小節もしくはピアノやギター・ドラム等の単音を抜き取りその音源をサンプラーやPC上の制作ソフトを使って再構築していく作業・作曲方法の事です。

 

Hip HopやHouse等はJazz,Soul,Funk等の古い音源を使っている場合が多く、 クラブリスナーの多くはサンプリングされている音源から旧譜に興味を持つ事も多いのです。

 

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筆者もAkai MPCシリーズ、Rolamd SP404というサンプラーを2台。Ableton Liveというソフトを使用しているのですが、これから紹介していくトラックメイカーの多くが使っている標準機です。 アーティスト達がどんな風にこれらの機材を使いトラックを制作しているのかをお伝え出来れば幸い。

 

 

■Mark de Clive-Lowe ‘Zombie’ (REMIX:LIVE at Southpaw)

ブロークンビーツが得意な西ロンドンを代表するベテランアーティスト、Mark de Clive Loweのライヴ映像。Fela Kutiの名曲ZombieをMPCで叩いたドラムにモジュールシンセでベースラインやリフを足して、更にサンプリングも出来るエフェクターKaoss Padも適時使用してアップリフティングなremixを披露している。

 

 

■Theo Parrish – Detroit DJ / Producer

サンプリングはレコードやCD等、既存の音源から使用するだけではありません。生活音や自分の身の周りに溢れる音全てが素材になります。フィールドレコーディングで集めた様々な素材をMPCで構築して、ソウルフルなトラックにまとめてしまうDetroit Houseを代表するTheoの創作センスに脱帽。

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