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jazz meets the beats Vol.6


 

■Teebs – Far From Home

Brainfeederに所属し、Hip Hop、LAビートシーンの新星と期待されるTeebs。 彼はAkai MPCよりも更に、直感的にサンプルにエフェクトをかけられるRoland SP404を使用し制作からLiveもこなしている。jazzやSoulのみならず民族音楽等からの単音サンプルも多用するのが彼の持ち味。映像では細かい音を変化させながら並べていく様が見て取れて痛快。

 

 

■Beat This Episode 19 FOUR TET

ヨーロッパのエレクトロニカ・テクノシーンを牽引するFour Tetは一転して、PCベースの製作環境となっている。テクノ・ハウスシーンのアーティストに人気のソフト、Ableton Liveを使用してのトラックメイクでは、PC独特の硬質なクオンタイズされたクリックビートの上にチョップされたサンプルを配置していき広がりを出しながら展開を作っている。

 

 

■I’M TRYNA TELL YA – EP8 -Traxman Beat This

シカゴハウスにゲットーベースを掛け合わせたハイブリッドなジャンル、Jukeの牽引役Traxman。 非常に早いBPMの4/4トラックが特徴のJuke。その中で彼の創るトラックでは70′s Soulが多くサンプルされ哀愁も感じられる。MPCで組み立てるノンクオンタイズな揺れがその要因なのか、意図的にズラしているのか興味深い。





hidekazu_tanakaライター紹介:Hidekazu Tanaka
 DJ/オーガナイザー 
 某ジャズ専門レコード店勤務を経てカフェ・バー勤務。三軒茶屋Orbitにて自身主宰のチルアウトパーティーOrbit Jazzを軸に、パーティーオーガナイズやアーティストの招聘やサポートDJや、クラブやカフェ等で選曲活動を展開中。
 ・ 偶数月第3(日) 17:00-23:00 "Orbit Jazz"(@三軒茶屋Space Orbit)
 ・ 毎月第4(木) 19:00-23:00 "Root Down"(@下北沢メンフィス兄弟)

― 連載コラム:jazz meets the beats ―
・ jazz meets the beats vol.5
・ jazz meets the beats vol.4
・ jazz meets the beats vol.3
・ jazz meets the beats vol.2
・ jazz meets the beats vol.1


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