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BLACK ROOTS OF JAZZ [SOUL JAZZ featuring Piano]


その中でも個人的なお気に入りは、こちらの曲。

Ray Bryant- Up above the rock (7inch version)

LPと7インチはバージョンが違いますが、ここでは7インチを。

 

イントロのドラムとピアノのメロディがとても格好良くて魅力的。段々と盛り上がる展開も◎

いわゆるサンプリングネタとしても有名でレアグルーブ好きにも人気のある楽曲です。

このように、モダンジャズで有名なアーティストも時代の流れに乗り、スタイルを変えて作品を発表したりもしています。

 

最後は、御代JAMES BROWNのバックバンドで活躍したメンバーが結成したトリオ、Dee Felice Trio。

正直、サウンドだけ聴くと、SOUL JAZZに直結しないような感覚もあります。

どちらかというと、JAZZ BOSSAと言ったほうがしっくりくるはず。

ただし、バックボーンや、後にDEEP FUNKムーブメントで取り上げられたりということを踏まえると、ブラックフィーリングを感じられずにはいられません。

 

Dee Felice Trio – Nightingale

 

彼ら自身で残した作品は1作品だけですが、その中にはジェームス・ブラウンからマルコス・ヴァーリーの楽曲カバーまで多種多様で楽しめます。

 

今回はSOUL JAZZでもピアノに焦点を当てましたが、1960年代あたりは、他の楽器に着目しても、よりブラックフィーリングを感じ取れるものが多数あります。
今はディスクガイドも刊行されてますので、興味を持たれた方は、それらを参考に色々聴いてみるのも面白いと思います。





itabashiwataruライター:板橋ワタル
某レコード店勤務、DJ crew「月歩-GHEPPO-」所属。
千葉県柏市FILTERでのファンキーミュージックパーティーBooBeE、三軒茶屋OrbitでのチルアウトパーティーOrbit Jazzへの参加等、クラブやBAR等で選曲活動中。

・ 毎月第2土曜日 20:00-3:00"BooBeE"(@千葉県柏市BAR&DINNER FILTER) 
・ 偶数月第3日曜日 17:00-23:00 "Orbit Jazz"(@三軒茶屋Space Orbit)

― 連載コラム:BLACK ROOTS OF JAZZ ―
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・ BLACK ROOTS OF JAZZ [MODERN BLUES]
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