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BLACK ROOTS OF JAZZ [MODERN BLUES]


今となっては細分化されたブラック・ミュージックをジャズとの接点を見出しながら、毎回テーマを絞って紹介させて頂く当コラム。第一回目の前回は、「JUMP BLUES」でしたので、今回は、BLUES繋がりで「MODERN BLUES」に焦点を当てて記事を書かせて頂きます。

 


MODERN BLUESとはなんなのか?と言ったときに、明確な定義はないと思われます。あくまで個人的な捉え方ですが、簡単に述べるとカントリースタイルのブルースに何かしら新しいスタイルを持ち込んだサウンドだと思っています。
MODERN BLUESと一口に言っても様々ありますので、ジャズに影響、もしくは与えたギタリストを紹介させて頂きます。

 

まずは、モダンブルースの父とも呼ばれているT-BONE WALKER。
ブルースにエレキギターを広めたとも言われており、ギターをソロ楽器の花形に押し上げた人物でもあります。 映像はリリースされた当時のものではありませんが、代表曲の1つ。スタンダードとして定着しており、多くに愛されている曲です。 ちなみに日常生活の喜怒哀楽を1週間のサイクルで表現した楽曲。

T-Bone Walker – Call It Stormy Monday

 

続いては、JUMP BLUESと繋がる部分もあるCLARENCE GATEMOUTH BROWN。
彼もT-BONE WALKERから影響を受けたと言われていますが、自身のスタイルを変化させながら確立していきます。 とにかくパキンパキンと畳みかけるようなギターがたまりません。 様々なスタイルの楽曲を披露しますが、個人的にはOKIE DOKIE STOMPがベストプレイ。とにかく痛快でブルースなのに、こんなにノリがいい楽曲があるのかと初めて聴いた時は、心掴まれました。

Okie Dokie Stomp – Clarence Gatemouth Brown (Live 1966)

 

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