黒本完全攻略!!　[CLEOPATRA'S DREAM]

2014/12/09 黒本完全攻略!!

ジャズセッション必須のスタンダードブック”黒本”こと、リットーミュージック出版『ジャズ・スタンダード・バイブル』(納浩一著)を最初から最後のページまでご紹介します。今回は45ページの「CLEOPATRA’S DREAM」です。

こんばんは。ギターの白木一麻です。
より一段と寒くなってきましたね。
あー　熱燗を楽しみたい。。。

はい。今回は「CLEOPATRA’S DREAM」です。

作曲者はピアニスト、バド・パウエル。

1958年に発売された自身の「シーン・チェンジス」に収録され発表されました。

この曲に関してはすごい親しみやすくて聞きやすくこれからjazzを知りたいって方にはオススメしやすいかと思います。

ただバド・パウエルは「CLEOPATRA’S DREAM」の印象が強く聞きやすいと思われがちですがとんでもない。

かなりドープで根強い支持があります。

最高っす。

話がそれました。

セッションでよくやる度は並と言ったところでしょうか。

ピアノの方がコールされる印象がやはりありますね。

黒本はすごい丁寧にコードが書いてあってすごく良いのですがだいたいで書いてある譜面だとE♭７とA♭m７の繰り返しで書かれているものも存在するのでご注意を！！一応　それでも成立はしますが味気ない感じになっちゃいます。

とはいえ黒本でも実質は同じようなコードの繰り返しでアドリブはとり易いですが展開力や引き出しの多さを試されるそんな曲だと思います。

次回は「COME RAIN OR COME SHINE」です。

　ライター紹介： 白木 一麻
　洗足音楽大学ジャズ科出身。都内・横浜で活躍するジャズギタリスト。ジャズはもとよりSOUL/FUNK/R&B のフィーリングを持つ。そのグルーブ感は「ゆるふわファンク」と称される「ゆるふわ」といいつつ学生時代は空手で全国大会に出る強者。ライブ活動の他、レコーディングサポート、ギターレッスンなどでも活動中。

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白木一麻