黒本完全攻略!!　[CANTALOUPE ISLAND]

2014/10/21 黒本完全攻略!!

ジャズセッション必須のスタンダードブック”黒本”こと、リットーミュージック出版『ジャズ・スタンダード・バイブル』(納浩一著)を最初から最後のページまでご紹介します。今回は38ページの「CANTALOUPE ISLAND」です。

こんにちは。ギターの白木一麻です。
先日　冷蔵庫のなかにまぐろの刺身とその横に醤油で浸けてある漬けまぐろがありました。
その漬けまぐろをご飯の上に乗せ、ずいぶん噛み切れなかったり生姜の味がやたら強いなー　と思いながらも美味しく完食。
そしたら　その後衝撃の事実が。

母　「生姜焼き食べたんだー」

生の豚肉でした。
みなさんもお気をつけ下さい。

はい。今回はCANTALOUPE ISLANDです。
上の動画がオリジナルので、1964年に発売されたハービー・ハンコックのエンピリアン・アイルのうちの一曲です。
いやー　非常にオツですね。渋いっす。

しかし最近（？）ではfunkとかfusion系のセッションでのスタンダード中のスタンダードとして認知されている方が大きいと思います。

その場合は上の動画のような感じのフィールで演奏されます。

funk系のセッションでやられてるだけあってこの曲はFマイナーペンタトニックでソロをとることができるのですがコードのチェンジに合わせてソロをとったりと非常に選択肢があり自由度が高い曲です。
また　イントロのバッキングはお決まりのフレーズなのでしっかりと弾けておけると良いですね。
あと注意点としては譜面に書いてある通りですがテーマのメロディーが終わってから４小節インタールードが入ってからテーマの頭に戻ります。アドリブ時も同様です。

次回は「CARAVAN」です。

　ライター紹介： 白木 一麻
　洗足音楽大学ジャズ科出身。都内・横浜で活躍するジャズギタリスト。ジャズはもとよりSOUL/FUNK/R&B のフィーリングを持つ。そのグルーブ感は「ゆるふわファンク」と称される「ゆるふわ」といいつつ学生時代は空手で全国大会に出る強者。ライブ活動の他、レコーディングサポート、ギターレッスンなどでも活動中。

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白木一麻