黒本完全攻略!!　[BOLIVIA]

2014/09/16 黒本完全攻略!!

ジャズセッション必須のスタンダードブック”黒本”こと、リットーミュージック出版『ジャズ・スタンダード・バイブル』(納浩一著)を最初から最後のページまでご紹介します。今回は33ページの「BOLIVIA」です。

こんばんは。ギターの白木一麻です。

先日　久しぶりに教則本を買いました。
これが大当たりでめっちゃハマっています。
道下和彦氏の『無窮道』というものです。

休符のない旋律をひたすら弾いてゆくというものなのですがフレーズがまずかっこいいし、旋律をずっと弾いていると力みやピッキング、音の長さ、跳ね具合など気になってどうしようもなくなって改めて自分を見つめ直すことが出来てすごい修行になります。

激オススメです。

はい。今回はBOLIVIAです。

迫り来る感じでとてもクールです。

セッションでよくやる度は　そんなにないかなー　ぐらいです（主観です）

黒本だと作曲者がトラディショナルと書いているので詳細は不明ですが、ピアニストのシダー・ウォルトンが作曲者だと言われたりしています。

この曲の特徴は黒本で言うAセクションがG７一発でBセクションになるとコード進行がでてくるところです。

そのまんまですが。。笑

実はこういった形があると展開が作りやすかったりしてコード進行に導かれるように助けられることがあります。

なのでBセクションからはコードに対して丁寧にアプローチできるとグッと引き締まったプレイになるかと思います。

次回は「BUT NOT FOR ME」です。

　ライター紹介： 白木 一麻
　洗足音楽大学ジャズ科出身。都内・横浜で活躍するジャズギタリスト。ジャズはもとよりSOUL/FUNK/R&B のフィーリングを持つ。そのグルーブ感は「ゆるふわファンク」と称される「ゆるふわ」といいつつ学生時代は空手で全国大会に出る強者。ライブ活動の他、レコーディングサポート、ギターレッスンなどでも活動中。

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白木一麻