黒本完全攻略!!　[BAG'S GROOVE]

2014/06/17 黒本完全攻略!!

ジャズセッション必須のスタンダードブック”黒本”こと、リットーミュージック出版『ジャズ・スタンダード・バイブル』(納浩一著)を最初から最後のページまでご紹介します。
今回は21ページの「BAG’S GROOVE」です。

こんばんは。ギターの白木一麻です。
ついにワールドカップが始まりましたね。
正直　サッカーは詳しくないのですが代表戦はついつい見てしまいます。
国を背負って戦うって言う事は、きっと想像しきれないプレッシャーがあるんでしょうね。
恐ろしい。。。

今回はBAG’S GROOVEです。

超有名曲ですね。

セッションでよくやる度はまあまあぐらいです。（超主観です。）

とはいえFのブルースなのでテーマを覚えておくのに越したことはないです。

テーマのメロディが繰り返しなので覚え易くていいですよ。（小声）

そしてこの曲といえば

マイルスのスタジオ版です。

これは都市伝説的な話ですがマイルスが先輩であるモンクに「俺のソロの時にピアノのを弾くな」と言ったそうでモンクはそれに怒ってしまい雰囲気が悪かったという話があり、「喧嘩セッション」って巷で言われていました。

しかし　マイルスの自伝で事実と異なると書かれていたそうで「喧嘩セッション」ではなかったそうです。

いろんな情報があるので何が真実か見極めるのは難しいですが「喧嘩セッション」はただの噂話だったと思っています。

この記事をみている方は初心者の方が多いと思うので念のためにレベルの話ですが注意点が一つあります。

黒本に書かれているBAG’S GROOVEは24小節で書かれています。

テーマはそれで大丈夫なのですがブルースを２コーラスやってるだけなのでソロをまわす時は普通に12小節単位のブルースをまわせば大丈夫です。

あとブルースのセッションは自由度が高いのでたくさんセッションして、いろんなハッピーなハプニングに遭遇して鍛えられるのが一番だと思いマッスル。

次回はBEATRICE AND BENEDICT OVERTUREです。

　ライター紹介： 白木 一麻
　洗足音楽大学ジャズ科出身。都内・横浜で活躍するジャズギタリスト。ジャズはもとよりSOUL/FUNK/R&B のフィーリングを持つ。そのグルーブ感は「ゆるふわファンク」と称される「ゆるふわ」といいつつ学生時代は空手で全国大会に出る強者。ライブ活動の他、レコーディングサポート、ギターレッスンなどでも活動中。

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白木一麻