jazz meets the beats vol.4
Cannonball Adderley/Pisces
Cannonball Adderleyといえば…モダンジャズを代表するアルトSax奏者であると思う。 彼もまたマイルスに倣ってエレクトリック・ジャズを演奏している。特にDavid Axelrodプロデュースの諸作はエフェクトを多用した演奏法にスピリチュアルな雰囲気があいまって、クラブクラシックとして人気。
Joachim Kuhn/First frisco
ピアニストJoachim Kuhnによるクロスオーバートラック。Alphonse Mouzon, Terumasa Hino, Nana Vasconcelos等、多国籍なサイドメンを加えても、ヨーロッパらしい勢いだけではない洗練された繊細な演奏も愉しめる一曲。
Herbie Hancock/Nobu
Hancockによる日本国内企画のソロ作品。真っ暗なフロアにフラッシュレーザーが不規則に照射されるクラブのフロアーでこの曲をはじめて聴いたときの感覚は忘れられない…(確か、そのときのDJはTheo Parrishだったと思う)シンセサイザー使いこなして繰り出されるグルーヴは唯一無二。
ライター紹介:Hidekazu Tanaka DJ/オーガナイザー 某ジャズ専門レコード店勤務を経てカフェ・バー勤務。三軒茶屋Orbitにて自身主宰のチルアウトパーティーOrbit Jazzを軸に、パーティーオーガナイズやアーティストの招聘やサポートDJや、クラブやカフェ等で選曲活動を展開中。 ・ 偶数月第3(日) 17:00-23:00 "Orbit Jazz"(@三軒茶屋Space Orbit) ・ 毎月第4(木) 19:00-23:00 "Root Down"(@下北沢メンフィス兄弟)
― 連載コラム:jazz meets the beats ―
・ jazz meets the beats vol.3
・ jazz meets the beats vol.2
・ jazz meets the beats vol.1
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