黒本完全攻略!!　[GOOD BAIT]

2015/07/07 黒本完全攻略!!

ジャズセッション必須のスタンダードブック”黒本”こと、リットーミュージック出版『ジャズ・スタンダード・バイブル』(納浩一著)を最初から最後のページまでご紹介します。
今回は75ページの「GOOD BAIT」です。

こんばんは。ギターの白木一麻です。
いやー。梅雨が続きますね。
楽器持って移動してることがほとんどなのでなかなか厄介です。笑

でも実は雨の音が好きだったりします。調べてみたらそれが意外と多いみたいですね。
雨の音を聞きながら夜を過ごすのが最近の楽しみです。

はい。今回はGOOD BAITです。

作曲者はタッド・ダメロン、カウント・ベイシー。
作曲者についてはいろんな諸説があって真意はわからぬままです。
ディジー・ガレスピーだという噂もあるみたいです。

最も古い録音は1947年にディジー・ガレスピー楽団のDizzy Gillespie and His Big Band。

カウント・ベイシー楽団もその前から演奏していました。

あとはジョン・コルトレーンの名盤。
Soultraneにも収録されています。

この曲はいわゆる1-6-2-5の進行でできて非常に馴染みのあるパターンだと思います。

大きく言えばBセクションが違うリズムチェンジだと思えば大丈夫です。
(リズムチェンジとは I got rhythmのコード進行を利用しているものの通名。)

セッションよくやる度はそんなにかなー。ってぐらいです。
ただリズムチェンジやろうよってなった時にこの曲をコールしたりするので油断は禁物です。

次回はGROOVIN’HIGHです。

　ライター紹介： 白木 一麻
　洗足音楽大学ジャズ科出身。都内・横浜で活躍するジャズギタリスト。ジャズはもとよりSOUL/FUNK/R&B のフィーリングを持つ。そのグルーブ感は「ゆるふわファンク」と称される「ゆるふわ」といいつつ学生時代は空手で全国大会に出る強者。ライブ活動の他、レコーディングサポート、ギターレッスンなどでも活動中。

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白木一麻