BLACK ROOTS OF JAZZ [MODERN BLUES]
そして帝王とも言うべきB.B.KING。
チョーキングとヴィブラートを駆使したスクィーズ奏法を開発したり、ブルースを広めた第一人者として、あまりに偉大な存在です。私がどうこう言う前に、まずは代表曲を聴いてみてください。 とにかく色気があって、まさにギターが唄っているような感覚になると思います。この表現力は圧倒的です。
B.B. King – Sweet Sixteen (Live in Kinshasa)
B.B.KINGと来たら、他のキングもということで、ALBERT KING。
音を聴く前に、フライングVのギターが印象的で、恰好良いなと思ったのが自分との出会い。聴いてみると、主張がすごいというか豪快で、それが癖になる感じでたまらないのです。とにかくチョーキングがダイナミック。動画の曲は渋みに溢れながらも、豪快さを感じられる代表曲の1つ。初めて聴いた時、心を鷲掴みにされた記憶が今でも蘇ります。
Albert King – Blues Power
そして最後にFREDDY KINGを。
白人ブルースマンにカバーされる楽曲も多く、ロックファンにも有名です。動画の曲は、JUMP BLUESの面影もあり、個人的に好きな楽曲の1つです。また、スローバラードにも「HAVE YOU EVER LOVED A WOMAN」など絶品な名曲もあるので、そちらもぜひ。
Freddie King – Hideaway
この他にもブルースには魅力的なギタリストがたくさんいます。
自身がジャズで一番好きな楽器はギターということもあり、ジャンルは違えど、ちゃんと聴いてみると繋がりを感じられずにはいられません。
好きな楽器に焦点を合わせて、ジャンル問わず聴いてみるのも音楽の楽しみ方の一つだと思います。
ライター：板橋ワタル 某レコード店勤務、DJ crew「月歩-GHEPPO-」所属。 千葉県柏市FILTERでのファンキーミュージックパーティーBooBeE、三軒茶屋OrbitでのチルアウトパーティーOrbit Jazzへの参加等、クラブやBAR等で選曲活動中。 ・ 毎月第2土曜日 20:00-3:00"BooBeE"(@千葉県柏市BAR&DINNER FILTER) ・ 偶数月第3日曜日 17:00-23:00 "Orbit Jazz"(@三軒茶屋Space Orbit)
― 連載コラム：BLACK ROOTS OF JAZZ ―
・ BLACK ROOTS OF JAZZ [JUMP BLUES]