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ディスクレビュー:ナミヒラアユコ セレクト


OUTofJAZZをお読みの皆さんこんにちは!ナミヒラアユコです。
だんだんと、夏の匂いが濃くなってきましたね。
夏の手前は毎年なんだかザワザワします。暑いのは苦手だけど、暑さに疲れた帰り道に夕暮れの風が吹くのがとても好きです。ワンマンライブも近づいてきて、緊張感も高まってきました。

 

さて今回は、私が大好きなアルバムをみなさんにご紹介したいと思います。今現在ハマっているものと、出会ってからたくさん聞いている付き合いの長いもの6枚セレクトしてご紹介したいと思います。

 

Unplugged/Alicia Keys


まずは、 Alicia Keysのアルバム[Unplugged]
MTVのアンプラグドライブを収録したアルバムです。このアルバムは、高校生の頃に出会ってからずっと聞いています。何年も聞いていますが一向に飽きません。私はAliciaの声がとても好きで、ため息多めのMCも大好きです。ミュージシャン、コーラス隊の緊張感、ピークでグルーヴしてる
瞬間を体感できるライブです。名曲「If I ain’t got you」も最高ですが、このアルバムの中で私は「Fallin’」と「How Come You Don’t Call Me」が大好きです。アレンジにもびっくりしましたが、コーラスワークが特に最高だと思います。

 

BLACK Summer’s night/Maxwell


次はMaxwellの[BLACK Summer’s night]
これは、全曲私のツボです。
特徴的なファルセットと、ビリビリする地声、そして楽曲はR&Bではありますが様々な要素を感じます。ホーンの入りどころが毎回格好良くて大好きです。デビュー作[Maxwell's Urban Hang Suite]以降2,3年ごとにアルバムを出していましたが、この作品は3枚目から8年ぶりの2009年に作られたものです。若い頃のMaxwellのライブは、見るともっとクネクネして暴れまくり踊りまくり急に止まる、急にジャムになるなど破天荒なイメージでしたが、(その頃も好き)ズルいことに今は低い渋めの良い声で歌ってます。若い頃とまるで別人、パフォーマンスもスマートで格好良さが洗練されています。

 

Unsung Heroes/Tierney Sutton

次に紹介するのは最近出会った作品です。
きっかけは私が去年10月にお世話になったTommy Campbellさんです。
彼に渡された課題曲をTierney Suttonが歌っていました。トミーには沢山の音楽を教えてもらいましたが、その中でも特に美しく一瞬で引き込まれました。

トミーにレッスンをしてもらう時に課題曲としてこのアルバムの中にもある「The Peacocks(A Timeless Place)」を与えられました。曲の世界観やメロディーも幻想的で美しく、それをスルスルとふくよかに歌う声にとても感動しました。他の曲を聞いてみると、アレンジがどれもすごくてライブ映像を見てみても技も美しさも味も持っていますという感じです。
映像を見てみると、とても明るくて気さくな人だろうと思います。彼女の全ての作品で演奏しているpianist Christian Jacob, Bassist Trey Henry ,Drummer Ray Brinkerとは18年間活動を共にしているそうです。

 

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