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音楽留学報道局 L.A.支局 Vol.11


まず訪れたのは冒頭でお聴きいただいたニューオリンズジャズの有曲Bourbon Street Paradeのバーボンストリート。
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フレンチクォーターの真ん中を南西から北東へ伸びるフレンチクォーターの中心を担う通り。ここにはところ狭しとバーが立ち並んでいて歩いていると次から次へといたるお店からバンドの音が聞こえてきます。

ジャズが生まれた街ニューオリンズですが、流れている音楽がすべてジャズではありません。ここで聞こえてきた音楽はロックやロックブルースなどでした。

 

そして多くのストリートパフォーマー、ストリートミュージシャン、アーティストが集まるジャクソンスクエアへと向かいます。

白くそびえ立つアメリカ最古の大聖堂セントルイス大聖堂に面した緑豊かなジャクソンスクエア、そしてその周りを囲むようアーティストたちの色とりどりの作品が華を添えます。
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ここではクラリネット、トランペット、バンジョー、スーザフォン、バスドラムという編成のバンドや、弦楽器なしのブラスバンドが演奏していました。
ウッドベースではなくスーザフォン、チューバで演奏される低音、バスドラムそして別の人が叩くスネアドラムのドラムセットでは作り出せないリズム、ニューオリンズの黒人のボーカルのなまり感のある英語が乗った歌声、迫力のある管楽器。
ここでしか聴けない生の音を体で感じることができました。

 

そして今回の目的地、フレンチメンストリートへ向かいました。

その道中パレードと出会うことができました。
ニューオリンズといえば2月に行われるマルディグラと呼ばれるパレード。大きな山車から投げられるビーズを取り合います。
今回出会ったパレードが何の目的のものかわかりませんでした。隣で見ていた地元の人に聞いてみても分からない様子でした。

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路上でも演奏していましたがこのパレードでもブラスバンドが何バンドか演奏していました。
日本のいわゆるブラスバンドのようなクラシックなブラスバンドではなく、ニューオリンズのブラスバンド。
南北戦争の終わりからたくさんのブラスバンドができ葬式やパレードなどで演奏されてきました。現在ではさまざまなジャンルを吸収した現代式のブラスバンドができています。
ニューオリンズでは本当にたくさんのブラスバンドを見かけました。
夜のフレンチクォーターのストリートで毎晩演奏しているブラスバンドもいました。そして、みんなとても若く、とてもエネルギーに満ちてパワーがあります。
ニューオリンズの音楽の層の厚さを見ることができました。

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