偽サイトに注意[イシバシ楽器の偽物]
そしてサイトの検証をしていた所、気になる表記が….
『よくある質問』のページの一文に注目。
イシバシ楽器って「ブランドバック」の買取ってやってたっけ….??
「ヴィトン・グッチ」は「ヴィトン・グレッチ」の間違いかな??
[利用規約]のページを見てみても、ちょいちょい「ハンドバッグ」や「ジュエリー」の言葉が書いてあります。
なんか他のサイトの情報と混在しているのかなと思いながら、右上の”エレキギター, エレキベース, ナイロン弦ギター, 電子ピアノ”のリンクをクリックするとこんなページに行き着きました。
女性向けファッションブランド”CHLOE”の通販サイト…??
しかし、左上の企業ロゴのサイズが合わずデザインで隠れてしまっていたり、”円13,400″というような謎表記になっていたりと、こちらも偽サイトっぽい…
そして特記すべきことはサイトデザインがイシバシ楽器の偽サイトと全く一緒!
サイドバーの並びや通販サイトでは全く無意味なカレンダーまである所まで一緒!
本家本元の「イシバシ楽器」とサイトデザインを似せていなかったのは、様々な偽サイトを作る為のフォーマットを使用していた為だったのですね!!
今回イシバシ楽器の偽サイトが話題になったひとつとして、この偽サイトへの遭遇率の高さ!
「楽器 通販」で検索したところ、かなりの数 偽サイトがヒットします。
*2015/5/9時点で調査したところGoogle!サーチ上位50サイト中13サイトがこの偽サイトでした。
何故こんなにも多くのページに検索サーチがヒットするかというと、ページ毎にドメインを変えているからです。
一歩踏み込んでURLの元ページを調べて見たら、アメリカ・東アジア・中東・ロシア圏・EUなどの企業や団体のホームページに行き着きました。中には日本語の真面目なサイトも。もしかするとサーバーが乗っ取られてこの偽サイトがいくつも作られているかもしれません。
このイシバシ楽器の偽サイトは、本物サイトとはサイトデザインが大きく違いますが、企業ロゴをそのまま利用するという悪質な手口から普段イシバシ楽器を利用した事のない人では騙されてしまう可能性が非常に高いです!
特に検索サーチの上位にヒットしてしまうので気付かないうちに利用してしまう可能性も大です!
本物サイト/偽サイトを見抜く一番有効な手段はURLを確認することです!
イシバシ楽器サイドでも注意喚起を行っていますが、それによると”www.ishibashi.co.jp/~”もしくは”store.ishibashi.co.jp/~”のURLから始まっているものは本物だそうです。
イシバシ楽器だと思って偽サイトで商品を買ってしまった…!!となる前にURLを確認しましょう!
偽サイトに注意しましょう!
= 結論 =
イシバシ楽器通販サイトで購入ボタンを押す前にURLをチェック
ライター:Richie アシスタントライター 流行りモノ大好き日本人。 Keith Jarrett のTHE KOLN CONCERTをきっかけにジャズの世界へ。現在Nils Petterにドはまり中。
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