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JAZZは旅に出る vol.3


Juan Atkins、Kevin Saunderson、そしてDerrick Mayは高校の同級生で デトロイトテクノのシーンをつくった御三方。 ミニマルに、とにかくドス黒く、電子音だけど冷たくなく、むしろ熱気。そしてストイックに。 で、踊ってます。 そんな感じですデトロイトテクノ。

Derrick May / Live @ Dommune 24-03-2011

これリアルタイムで聴いてました。 電気消して音だけに聴いてたような。 そういえば計画停電ってのもありましたね。

デリックのLet’s DANCE!! って言葉が響きます。

そしてもっと宇宙人な黒人がデトロイトに。 こちらもデトロイトテクノの重要人物、Jeff Mills先生。 宇宙空間で創作活動をしてるとか。 はい、きました。間違いありません。

最初絶対交信してます。 そして超早いっす。激ハードコアっす。

2006年に宇宙に旅立ち、2009年のWIREでは宇宙船からの衛生中継でパフォーマンス。 2012年に宇宙飛行士の毛利衛さんとトークセッション。 宇宙人レベルも高くなってます。

 

個人的にはMETAMORPHOSEのX-102(Jeff mills & Mike Banks)で 踊りまくった記憶があります。

 

そして昨日久しぶりに聴き直してたらこんなのが、、、!!

素晴らしいchilloutっぷり。 デトロイト恐るべし。

 

この黒人の宇宙への憧れ。 アフリカ大陸から奴隷として北アメリカ大陸に連れてこられ、文化、言葉も強制された。 しかし心の中はアメリカではない。では自分たちの居場所はどこなんだ? 解放される場所を宇宙に求めました。 アフロ・フューチャリズム。

Sun Raから流れてみればここに辿り着いてしまいました。 表面的な音楽性よりもっと根底にあるもので繋がっていますね。

 

今回はこのくらいで。

ではまた





takizawaatsukiライター:MEGOE
 藤子F不二雄の異色短編集に衝撃を受け、未知なるものに出会うため音楽活動を始める。10代の暮れにリー・ペリー、マイルス・デイビス、フェラ・クティより洗礼を受け、 以後、サイケデリアの名のもとworld music,jazz,ambientなどをおっ広げ"散れる"世界を構築中。
SOUND CLOUD : http://soundcloud.com/megoe

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― 連載コラム:JAZZは旅に出る ―
・ JAZZは旅に出る vol.2
・ JAZZは旅に出る vol.1


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