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Standard was born [Five Spot After Dark]


こんにちは。ベーシストの駒村俊弥です。

今回で3回目となるStandard was born取り上げる曲はFive Spot After Darkです。

この曲はニューヨークにあるジャズクラブFive spot café にちなんだ曲で、サックス奏者であるベニーゴルソンが1959年に作曲したマイナーブルースです。

 

After darkというのは暗くなってからという意味なので、five spotが暗くなってからという意味です。

この曲の有名なテイクとしては作曲者であるベニーゴルソンも演奏に参加し非常に人気がある名盤カーティスフラーの「ブルースウェット」があります。

このテイクの録音メンバーは Curtis Fuller (trombone), Benny Golson (tenor sax), Tommy Flanagan (piano), Jimmy Garrison (bass), Al Harewood (drums).という豪華メンバーです。

ジミー・ギャリソンの力強いベースの上にファンキーで独特の甘いムードを持つテーマとソロという非常に魅力的な仕上がりになっています。

 

その他にもオルガンジャズの女王といわれるシャーリー・スコットのバージョンも有名です。

こちらは「Blue Flames」というアルバムに収録されています。
メンバーはStanle Turrentine(tenor sax), Shirley Scott(organ), Bob Cranshaw(bass), Otis Finch (drums)です。

こちらはスタンリー・タレンタインのテナーサックスをフューチャーしています。

ちなみにこのスタンリー・タレンタインとシャーリー・スコットは夫婦です。

このアルバム以外にもたくさんの競演盤を残しています。

後に離婚しますがね。

 

スタンリー・タレンタインはとんでもない浮気性の男だったようです。

昔のジャズマンといった感じですかね。

 

さて今回メインで取り上げるのはこの曲の舞台となったジャズクラブFive spot caféです。

 

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