facebook_icon.png twitter_icon.png

【Lowland Jazz】ホールライブ密着取材レポート【Live!】


最終的にリードの候補を数枚選び、自分だけでは判断せず、同パートの紅一点Bs.小田にリードを変えた音色を聞いてもらいアドバイスを受けていた。
彼は4月のニコニコ超パーティで自身がフューチャーされた曲「Just a game」を25万人の観衆の前で演奏しきった人物である。その想像を絶する緊張の中、完璧な演奏をするのには努力や経験の他、このように細部までこだわる慎重さも問われるのであろう。

lowland_livephoto_05s
     As.丹沢のリード選びにアドバイスするBs.小田 と 違いがよくわからないと呟くGt.紺田

Tp.具は音出しもままならない状態からPAチェックを開始する為、ステージへ。
ドラムマイク、ピアノマイク、そしてセッティングの終えたギター、ベースから音の出力の確認。

その間、Saxパートは4人で壁に向かい、サックスソリや重要なアンサンブル箇所の練習を開始。
主にTs.石井がパートをリードし注意すべき点の指摘ややり直す箇所を発言し、他のメンバーも真剣にそれに答え、とても早い進行で確認の作業は進められていく。

その音を別室で聞いていたTp.吉澤は「まじめか!!」と突っ込んでいた。

lowland_livephoto_06s
Saxパートのセクション練習風景                    

Lowland Jazzのメンバーは非常に個性的であるが、その中でもSaxパートは家族のように仲がいい。リハーサルだけでなく、打ち上げの時もよく4人で話をしていた。
慎重派で愛嬌がある丹沢、明るく親身になって話を聞く小田、クールな目線の物を言う小泉、的確なアドバイスで話題をリードする石井。それぞれ別のキャラクタを持ってはいるが非常にバランスの取れた集団だ。

Tbパートというと、3人が常に一緒にいるというよりも、常に1対1で話をしているイメージを持った。Tbパートのメンバーは全員クールで実力派。それ故に何か意見がある時にはゆっくりと対個人で話をするのが一番良いのだろう。Tbパートのメンバーに仲を聞くと誰もが「すごく仲がいいですよ」と答える。

Tpパートというと、バンドリーダーの具は今回舞台監督をやっていてリハーサル室の姿を十分に見ることは出来なかったが、それ以外のメンバーはみんな「自由人」の一言。
….強いて言うなら、村山をいじる瞬間の団結力は他のパートの仲をも凌駕していた。

 

その後、ホーンセクションもステージに集まり各マイクの出力、ソリストのマイクチェク。その間もずっとTp.具が舞台監督として進行。

lowland_livephoto_07s
                    ステージでのリハーサルの風景

各セクションでの進行が早く進み、予定よりも10分早くステージでのリハーサルを開始する事が出来た。
このライブで初披露の新曲を主にリハーサルをしながら、同時にモニタースピーカー(返し)の確認。ここのパートの音を大きく返して欲しいなど、短い時間で要望をPAへ伝える。

ライブのリハでは今回のMCそして数曲ボーカルで参加をする吉田純也氏が登場。彼はステージの外でもエンターテイナーであり、リハ中もメンバーの緊張を柔らかくしようとコミカルな動きでパフォーマンスをしていた。
ちなみにTp.村山はメンバーの見えない所で常に演奏に合わせて腰を左右に振って踊っていた。

7曲程リハーサルを行ったあたりで、13:00 リハーサル終了の時間。
ロビーのモニターを確認すると開演1時間前にも関わらず長蛇の列。
用意された弁当を頂きながら各人思い思いに過ごす。

next_logo



Comments