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BLACK ROOTS OF JAZZ [STRATA-EAST RECORDS]


今となっては細分化されたブラック・ミュージックをジャズとの接点を見出しながら、毎回テーマを絞って紹介させて頂く当コラム。今回はBLACK JAZZ RECORDSと同様にスピリチュアルジャズシーンでは避けて通れないSTRATA-EAST RECORDSに焦点を当てたいと思います。

 


ストラタ・イーストは、スタンリー・カウエルとチャールズ・トリヴァーによって立ち上げられ、1971年に第1弾となる「Music Inc. & The Big Band」をリリース。

その後、録音の許可を与えられたグループのリーダーをプロデューサーとすることで多くの黒人ミュージシャンに作品化の機会を与えていく形になりました。

サウンドもさることながら、メッセージ性の強さを感じる作品が多く、当時も今も聴く者を魅了する影響力は絶大と言っても過言ではありません。

インディペンデント・レーベルとして多数の作品を残してますが、その中から個人的に思い入れのある曲をピックアップしていきます。

 

まずは、ベテランサックス奏者クリフォード・ジョーダンから。同レーベルの「In The World」がモダン、スピリチュアルと全方位的に評価されていますが、アルバム「Glass Bead Games」も聴き逃せません。その中でもコルトレーンの名前を配した下記に尽きます。

Clifford Jordan – John Coltrane

 

次に、アルト奏者シャメク・ファラーの作品。「First Impressions」から1曲。呪術的とも言える独特な奏法が印象的で、その特徴が色濃く表れた傑作に仕上がっています。

shamek farrah- first impressions

 

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