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BLACK ROOTS OF JAZZ [FUSION]


今となっては細分化されたブラック・ミュージックをジャズとの接点を見出しながら、毎回テーマを絞って紹介させて頂く当コラム。今回はFUSIONに焦点を当てていこうと思います。とは言っても正統派なものより、いわゆるRARE GROOVE的なものを中心にクロスオーヴァーなものをセレクトしていきます。

 

前回、紹介させて頂いたMizell Brothers(マイゼル・ブラザーズ)によるSky High Productionsもその流れを組んだものと言えます。

1970年代、ジャズはスタジオ技術の進歩も重なり、ロック、ジャズ、ソウル等の様々なジャンルを吸収しながら、新しいサウンドスタイルを確立していきます。

マイルス・デイビス、デオダートやクルセイダーズ、ウェザーリポートなどを筆頭に電気楽器を取り入れた作品が続々とリリースされていきました。

そういったシーンの中でも、ブラックフィーリング要素を感じる事が出来るものを紹介させて頂きます。

 

まずは、クロスオーヴァーと言ったらこの人と言っても過言ではありません。ロイ・エアーズ。下記の楽曲はクラシックで多くのバージョンがあり、どれをチョイスすればいいか迷いました。この他にも多数のクラシックを残しており、 様々なジャンルを取り入れた名作を数多く残しております。

Roy Ayers – Everybody Loves The Sunshine (DEMO)

 

次に先述のロイ・エアーズの作品「LIFELINE」にも参加したギタリスト、ジェイムズ・メイソンによる唯一のアルバムから1曲。浮遊感が漂いつつも、ビシッと決まったリズムは最後のフェイドアウトまで聴き逃せません。他の楽曲も高水準です。

James Mason Sweet Power of Your Embrace 1977

 

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