村上春樹とジャズ [風の歌を聴け①]

 

1969年、アポロ１１号が月面着陸。しかしこの時代はベトナム戦争が泥沼化した背景もあり、それにブルック・ベントンの歌声がマッチしたのかもしれません。

 

原曲が発表された1931年、日本では桜会を中心とした軍部のクーデター計画が発覚した三月事件(のち、十月事件)や、柳条溝の満州鉄線爆破事件をきっかけに満州事変が始まるなど、歴史が大きく動いた時代でもあります。

この時代ではどういう歌詞や曲調の音楽が流行っていたのでしょう。日本と言わず、その国の背景と共に音楽を調べると以外な共通点が見つかったり、作家の育った背景、又は音楽を使って何を表現しようとしているか等が理解でき、考察の余地が広がるかもしれません。
 
 

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ライター： 山本 春町
　映像クリエイター/ミュージシャン/ライター
こう見えても文学少年。
下ネタ大好き。変なやつ。
http://harumati.jimdo.com/

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