BLACK ROOTS OF JAZZ [WOODY SHAW]
今となっては細分化されたブラック・ミュージックをジャズとの接点を見出しながら、毎回テーマを絞って紹介させて頂く当コラム。今回はレーベル紹介を一休みして、個人的に私が好きなミュージシャン、WOODY SHAWについて書いていこうかなと思います。
派手さやスター的人気には恵まれませんでしたが、時代に流されず硬派な演奏スタイルを貫いた、いぶし銀のトランペッターです。
ただ、サイドマンとしての参加は華々しく、ホレス・シルバーやアート・ブレイキー、また新主流派の名だたる名手達とも共演しており、実力が確かだった事が伺えます。
未発表だった1965年のデモテープは除いて、初リーダー作は1970年にリリースされた「Black Stone Legacy」
ここから、Contemporary、Muse、Colombiaレーベルで名作を残していきます。
その作品群から抜粋した楽曲を一部紹介していきます。
まずは、Muse期の作品から紹介。ストレートなバップスタイル。
Moontrane
同じくMuse期の作品。どことなく哀愁を感じる長編の楽曲。代表曲の1つです。
Love Dance
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