このGuitarを聴け![Adam Rogers]
僕もアダム・ロジャースのフレーズなど分析したり(自分なりに)しているのですがトライアドをうまく使っているという印象があります。
ジャズでは定番なオルタードなどもオルタード・スケールを弾いてるというかオルタードから派生されたトライアドを上手く使ったりなんかしてるっぽいですね。
しかもそれを半音上だったり下だったり(笑)
アダム・ロジャースのウネウネしてるフレーズは半音上のスケールを弾いたりクロマチックなども関係あるとは思うのですがやっぱりピッキングの位置、レガートの使い方もあるかと思ってます。
僕は結構参考にしています!
他にもスタンダードを自由自在に弾き倒す動画もありますので興味ある方は是非チェックしてみてください!
ちなみにアダム・ロジャースは10ドルほどで観れました(笑) 日本では考えられないですね〜
彼の代表的なアルバムは2005年発売の「Apparitions」
一曲目からCHRIS POTTERとのユニゾンが最高にクールですが、2009年に発売した「Sight」というアルバムが僕は一番好きです。
トリオアルバムです。
アルバムタイトルにもなってる1曲目Sightでは途中ピアノが聴こえてくるんですが、これはアダム・ロジャースが弾いてるらしいです。
B♭循環の10曲目Dexterityもリズム、モチーフなど素晴らしくかっこいいです。
アダム・ロジャースはクラシックギターも4年くらい習ってたみたいですね。 9曲目Beautiful loveではそのクラシックギターも聴けます。
そんな感じで今回のコラムは終了させていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
磯貝一樹
ライター: 磯貝 一樹 1990年生まれ、大分県出身。15歳よりギターを始め、21歳でジャズに目覚め上京、セッションを重ねる。2014年5月、ギターデュオSOUL GAUGEの「BORN IN STREET」CDでデビュー。自身の活動の他、アーティストのライブサポート、レコーディングなどを行う。 TWITTER:@isogai_guitar
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