facebook_icon.png twitter_icon.png

シリーズ監視カメラ 音楽の誘い その1


おはよう、こんにちは、こんばんは、おやすみなさい。
大石です。

今回は「思春期」について徒然します。

我々日本人が最初に聴く音楽は恐らくテレビやラジオから流れてきた日本人によるポップスが多いのではないでしょうか。僕くらいの世代の楽器を弾く人間に話を聞くと、

「いやあ、俺はもっぱらスティーリーダンだね。あのグルーブ感、やっぱニューヨークの超一流が集まっ(略」

「何てったってスティーブガッドだね。彼は現代最高峰のドラムプレイヤーでジャズを超えt(略」

「ジョンメイy(略」

といった話を聞ける事でしょう。

 

しかし突っ込んだ話をすると

「実は俺、B’zに憧れてギター始めたんや・・」

「文化祭でGLAYをコピーしたんが始まりや・・(そして未だに結構好きや・・)」

につながる事が多いです。

 

これはB’zやGLAYが悪い訳でもスティーリーダンを聴くのがカッコいい訳でもないので、堂々としていれば良いのです。小学生や中学生が最初からジャコパストリアスを良いと思う方が少ないのです。

しかし我々が大人になって、子供に小さい頃から「良いヤツ」を聴かせて育てたら、あるいはあり得る事でしょう。

僕の場合は以前も書きましたが、デュークエリントンが子守唄のような感じだったのでテレビから聞こえてくる音楽と車の中で流れているカセットテープの音楽とのギャップにくらくらしました。

ある友人は、家で聴いていたのは親父の「演歌全集」やフォークソングだという人もいます。そういう人もやっぱり、未だに演歌は(演奏しないけど)好きだったりします。

 

そして思春期に何かの間違いで「裏ビデオのような音楽」に目覚める人がいます。

それは、テレビの音楽番組でキラキラしたセットの中で口パクをしている日本のポップスとは全く違う、いわゆる「ヤバい」世界で拒絶してもまた聴いているといった現象を超えて、やがて自然に地元のレコード屋で「裏ビデオのような音楽」を漁り始めます。

(これは同級生に話してもしょうがないな)(親に聴かせたら怒られるかも・・)みたいな複雑な思春期を送りながら、同級生の彼女に合わせて安室奈美恵とかも買ったりしながら世の忍ぶ生活をします(あるいは一直線に我が道を進みます)。同級生に休み時間に「エレクトリックレディランド」を聴かせて引かれたことなんか数えきれなくてそのうち数える事をやめました。

それがハードロックだったりするとまだ人口は多いです。

僕の場合はLed Zeppelin 、エリッククラプトン、スペンサーデイヴィスグループ、ジミヘンドリクスなどでした。

まだまだB’Zに直結しているので入り口としては良い方です(ただし奥の方は広い世界が広がっています)。

next_logo



Comments