facebook_icon.png twitter_icon.png

The Distance Between Zero And One vol.2


まずはじめに皆さんにお伝えしたいことがございます。
このページはOUT of JAZZ『The Distance Between Zero And One』vol.2に間違いありません。大丈夫です。

さっそくですが、皆さんはMarco Tempest(マルコ・テンペスト)という人をご存知でしょうか?

 

ジャズがお好きな方なら、この人は何の楽器を演奏する人だろう?と予想するかもしれませんし、電子音楽がお好き方なら、この人はどのジャンルの音楽を作る人なのだろう?と予想するかもしれませんね。残念ながら、皆さんの予想の9割以上はハズレでしょう。 なぜここまで予想がハズレだと自信を持って言い切れるのかというと、そもそもMarco Tempestはミュージシャンではないからです。

 

この人の職業はマジシャン。それもテクノロジシャンと呼ばれています。

(なんだかこのコラムを読んでいただいている方を騙しているような気がしないでもないのですが、もう少し我慢していてくださいね。)

 

まずこの動画をご紹介しましょう。「Deception(欺き、嘘)」をテーマにマジックを披露しています。

この動画で彼がテクノロジシャンと呼ばれる理由がお分かりになると思います。テクノロジシャンとはテクノロジー+マジシャンの造語であり、この動画で3台のiPodを使用しているように、現代のテクノロジーや最新機器を使用してマジックを披露します。帽子からハトが飛びだしたり、トランプの数字を言い当てられるようなマジックとは一味違いますね。

 

彼のマジックの動画をもうひとつご紹介します。

TED conferenceという、様々な分野の著名人やアーティストがプレゼンテーションをする場で、彼はここでもテクノロジーを使ってマジックを披露しています。ここでのマジックもすばらしいのですが、注目していただきたい点は彼が冒頭で話すこの一節。 「現実と非現実の境界線をあいまいにさせることが大好きです」 これがこのコラムでMarco Tempestというテクノロジシャンを紹介した理由であり、マジックに全く興味がなかった私が彼を好きになった原因だと思います。

彼もマジックという分野でデジタルとアナログの両方を使いこなし、彼にしかできないような世界を表現し、SF映画のような体験を私たちに与えてくれます。

 

ここで、口をすっぱくして言いますが、このページはOUT of JAZZの『The Distance Between Zero And One』vol.2です。決して、マジシャン紹介サイトではありません。では、なぜこのコラムのタイトル『The Distance Between Zero And One』になったのかを皆さんに知っていただきましょう。 今度はちゃんとミュージシャンの紹介をするので安心してください。

next_logo


スポンサード リンク

Comments