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Ink Spots [James Brown]


なんがでっきょんな?大石です。あけましておめでとうございます。もう未来みたいですね!
もういい加減寒すぎて、何をするにも体が縮こまってあきまへんわ。
そんな時は両手両足を素早く動かして。腹から声を出して「ゥン!!!!」。マイクスタンドを前に倒した瞬間にターンして股割り運動!「グッゴー!!!!」立ち上がったらマイクのケーブルを引っ張り、マイクスタンドを引き寄せて「ゥン!!!!ハッ!!!!」。
今日はJBのことを紹介します。

 

JBって??

やだなぁ、ジェームス・ブラウンのことですよ。イニシャルだけで限定される人はあとはMJ(マイケル・ジャクソン)くらいです。JBもまた音楽界に革命をもたらした偉大なパイオニアの一人です。
以前のコラムでも度々JBのことは触れてきました。え?読んでない??

そりゃそうでしょう、一部ではこのコラムは「ゲテモノ音楽紹介」や「大石悠の自分語り」や「興味ない音楽の話してるけど読んでみたらやっぱり興味が湧かなかった」などと貴重な意見をいただいています。

 

改めてJBの偉大さを少し書くと、JBはそれまでの黒人エンターテイメントのソウルやジャンプ、リズム&ブルースといったジャンルをまとめて新しいジャンルを確立させた人なのです。
それはファンクと呼ばれ、それまでの音楽のリズムの部分を強調させた、メロディーとは違う音楽の進化のさせ方を提示しました。

それは黒人だけでなく、白人も夢中になりこぞってこの新しい音楽に夢中になり、世界中のバンドがファンクを研究し自分たちなりの解釈で演じてきたのです。
このファンクというものは、時にはディスコというダンスミュージックに変化し、ブラコン(ブラックコンテンポラリー。ブラザーコンプレックスとは違う)と呼ばれ、ジャズミュージシャンは後のフュージョンに繋がる解釈をし、90年代にはヒップホップとしてその時々の若者を刺激します。

それまでの4ビートが20〜40年代に流行し、8ビートは50〜60年代にロックとして定着しました。そして67年にJBは16ビートというリズムでみんなをびっくりさせました。

 

もはやこうなったJBは止められません。家庭内暴力をしようが関係ありません。バックバンドが間違えようものなら許しません。
「お前ら、ちゃんとやらねえと罰金だ」と締め付けますが、バンドは家庭もあるしたまりません。やってられません。しかしJBはそんなことお構いなしです。
言うことを聞かない雇われバンドなんか解散です!ストライキ!?関係ねえ、誰もJBをストップできないのです。俺のやり方が嫌なら全員クビだ!「グッゴー‼︎」

JBは自分の理想の音楽を作り上げるために、最高のメンバーを探し出し、さらにファンキーな世界を求めます。世間の奴らは俺のファンクを模倣し始めたが、構うもんか、あんなの全然ファンキーじゃねえ、俺がJBだ!!「ゲッダーン‼︎」

ミュージシャンの中のミュージシャンが集う中に若き日のブーツィー・コリンズがいました。JBはクソ若造のブーツィーに声をかけ、バンドの要として招き入れます。
ブーツィーからしてみたら「ワオ!あのJBから誘われたぜ!あれこそほんまモノのソウルだ!」てなもんです。「ゲリッ!」

 

軍隊のような厳しい指揮の元、バンドはJB’sと名付けられて録音したのが有名なGet Upです。いわゆるセックスマシーンですね。

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