JAZZは旅に出る vol.5
お次はテキサス出身、Les Baxter。
“Quiet Village”は実は彼が原曲者。1951年発表『Ritual Of Savage』に収録されています。
元祖エキゾな人です。
Les Baxter / Tropicando
Les Baxter / Sunken City
やはりどれもジャケがいい味出してますね。
これでエキゾの巨頭3人を紹介できましたが、お次はちょっと異端エキゾ。
メキシコ出身の作曲家、Esquivel。
なにが異端かというと、彼は目指しているエキゾチックは南国を飛び越えて「宇宙」に向いています。
テルミン、フェンダーローズ、スティールギターなども使い、摩訶不思議感MAX。
Esquivel / Poinciana
アルバムタイトルは『Other Worlds,Other Sound』。
そしてこのクレータージャケ。
完璧です。
Esquivel / Surfboard
エキゾチック・サウンド、僕はどこかジャズの香りを感じます。
この辺の音楽はジャンル分けが難しいですね。
エキゾ、モンド、ムード、ラウンジ。
みんな根っこには共通したルーツもあり、各土地柄、目指すもので少しずつ変化していっている。
そして目指すものは架空、夢想した世界感。
エセ感とB級感がたまりません。