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このGuitarを聴け![Adam Rogers]


はじめまして、 ギターの磯貝一樹です。

編集長の江口さんからジャズギタリストのコラムを書いてほしいといわれまして今回から書かせていただきます。リクエストにあった今ニューヨークなどでバリバリ活躍中のギタリストを中心に自分なりに書いていこうかなと思います!

 

まずは自己紹介。
僕の活動はセッションやライブ、アーティストのサポート、レコーディングだったり、あとはギターデュオでsoul gaugeっていうグループで活動しています。

 

最初に紹介するギタリストは Adam Rogers です。

マイケル・ブレッカーのグループでの活動でもご存知の方もいらっしゃると思いますが簡単なプロフィールを書いていこうかなと思います。

1965年8月19日、ニューヨーク州のニューヨーク生まれ。現在49歳。
11歳でギターを始めバリーガル・ブレイス、ハワード・コリンズに師事。 その後はジョン・スコフィールドなどからもレッスンを受け、 マネス音楽院でクラシックギターも4年間学んだらしいです。

その後2001年に初リーダー作の「Art of the Invisible」を発表。 (ほぼアダム・ロジャースのオリジナル)

スタイルは 無駄な動きがなく舐めるような 逆アングルピッキング(ジョージベンソンや黒人JAZZ系ギタリストに多い奏法で音は太く円やかになります。弦に対して親指を上に斜めにピッキングする感じ。 もともと腕や指が長かったため自然に弾いてたら逆アングルになってたみたいな話は聞いたりします。)と様々なトライアドやスケールを使い、アウト、インのスリル感がたまりません。ピッキングのアクセントやレガートの使い方も素晴らしいです。

 

ひたすら16分音符で弾いたりと、攻めまくってるとことかかっこいいですね。
こちらのlmpressionsとか攻めまくってます。

 

サンバーストのES-335(99年製)を使ってるのも特徴。
ソリッドギターを弾くときは逆で、ブライトで荒々しいトーンで弾いててロックを感じます。笑
ちなみにドリカムのサポートもやっていたとか。。

それだけオールマイティでギタリストとして素晴らしいしどのジャンルでも最高の演奏ができるとか本当に一流です。

 

2012年に僕がニューヨークに行ったときに55 bar でアダム・ロジャースを見ました。

スタート10分前ぐらいに着いてワクワクしながらドリンクを飲みながら待っていたのですが、 開演時間を過ぎてもメンバーは誰一人と来ていなく(笑)

全員そろったのが開演時間の30分後でした。

メンバーが揃ったとこでリーダーのアダム・ロジャースがメンバーに譜面を渡しすぐに演奏が始まりました。

圧巻でした。

素晴らしかったです!

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